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2022年夏に初めてニシアフを飼う。
その可愛さに圧倒され6匹も家族になりました。
ニシアフのYoutubeは登録者4000人超え、2024年は繁殖に挑戦しようと思っています。
ニシアフリカトカゲモドキのつくしが拒食を起こして病院に連れて行ってから約3か月半で拒食が治りました!今は元気にピンセットからコオロギを食べてくれるようになったので、病院に連れて行った日から今日までの経緯を紹介します。
飼っているニシアフが拒食をして悩まれている方助けに少しでもなれれば幸いです。
病院に連れて行った際の記事はこちら👇
拒食~1ヶ月
病院から連れて帰ってから1ヶ月ほどは、基本的には薬を舐めさせていました。
この時はまだ、ソイルまたはキッチンペーパー誤飲の疑いがあったため、ラキサトーンという粘り気のあるお薬と、腸の動きを活発にして排泄を促すお薬を飲ませていました。(ラキサトーンは猫の腸内の毛球除去によく使われるようで爬虫類の誤飲にも効くようです。)
ですが、誤飲疑いのあるキッチンペーパーの排泄は目視できませんでしたし、つくしの食欲も戻ることはなかったです。
つくしの元気がなければ再度病院に連れて行こうと考えていましたが、元気は普通にある状態で、体も特に痩せ細ったりしていなかったのでしばらく様子を見ることにしました。
1ヶ月~2か月
この頃から、お薬にプラスしてコオロギペーストという人工餌を水に溶かしてスポイトで給餌させていました。
もともとつくしはコオロギペーストが好きでぱくぱく食べたこともあったので、これで食欲を取り戻すきっかけになればいいなという淡い期待を持っていましたが、コオロギペーストだけでは嫌がるそぶりをしたため水に溶かしてごまかしながらあげていました。
餌を食べないのは心配でしたが、つくしの様子も特に変わりなく、誤飲の疑いについても腹部の膨張なども見られず、尻尾もまだまだ太い状態だったのでまだ病院へは連れて行かずに様子見することにしました。
2ヶ月~3か月
このころから小さめの冷凍コオロギを給餌させることにしました。
理由としては、水に溶かしたコオロギペーストが下痢状のフンに入っていたり、脱皮の皮もしっかりフンとして排泄できていたので、キッチンペーパで腸閉塞を起こしている心配はなさそうだなと判断したからです。ソイルの誤飲であればおそらく日々のお薬と水分の摂取で既に排泄されているだろうなと考えました。
ですが、冷凍コオロギを口元に近づけたり、体液を舐めさせてもやはり自分から食べることはしませんでしたので、ハンドリングしながら半強制給餌のような形で食べさせていました。
無理やり口を開けさせてコオロギをねじ込むことはせずに、口元にコオロギを接触させた状態で待機し、ペロっとして口を開けるタイミングでコオロギを少し咥えさせるようにしていました。
咥えさせると一旦は口の中までコオロギを運びますが、まだ食欲は戻っていないためそのまま飲み込むことはせずに口の外へコオロギを押し出すようなことが多かったです。
3か月~3か月半
冷凍コオロギを半強制給餌していたら、徐々につくしが餌を受け入れるようになるのが分かりました。
最初は餌を口に入れても口から出してしまうような状態から、口に入れれば素直に食べるようになり、さらには口に入れずともコオロギを舐めさせたら自分で咥えるようになり、、、と徐々に餌への受け入れ態勢が整っているように感じました。
この時はまだつくしをハンドリングしながら給餌を行っていましたが、ハンドリングをした状態では素直に食べるようになったので、ケージ内で餌をあげることにしました。
最初はうまくたべてくれませんでしたが、ケージ内にいるつくしに指からコオロギをあげていると食べるようになり、最終的にはピンセットからも食べてくれるようになりました。
食べる様子を動画にしているのでもしよければご覧ください!
拒食が治ってからの食欲
無事に拒食が治ったつくしですが、治った途端に食欲がもの凄い状態になりました。笑
朝にフンの処理をするためにメンテンスをしているだけで餌の時間だと思ってシェルターから出てきたりします!
結局のところ拒食原因はレントゲンに写っていた1粒のデザートソイルの誤飲だったのか、環境のせいだったのか分からずじまいでしたが、とにかく食欲が戻ってきてくれて安心しました。
キッチンペーパーの誤飲の疑いはもう完全に晴れましたが、あの日以降置き餌をキッチンペーパーに置くことは一切やめるようにしています。
以上になります。飼っているニシアフの拒食に悩まれている方の助けになれば幸いです。